音声で表現することで、文字だけで伝える以上に多くの要素を同時に伝えることができます。

今は、簡単に音声によって情報を得ることができるようになっています。

本を読むのが好きじゃない子どもや人、忙しくて本を読む時間がない人も、読み聞かせをしてもらったりオーディオブックや、様々な音声コンテンツを聴くことで、言葉に触れ、知識を増やしたり、物語を楽しんだりできます。また、それは、言語力を高めることにもつながります。

伝えたいことを音声で表現すること、プレゼンや面接など口頭で伝えるための方法、教材作成などを行います。

人が言語に接する時には、言葉を「読む」「書く」「話す」「聴く」の4技能を使います。

日本の学校で習うのは、主に「読む」「書く」ですね。

最近では、「話す」も重要視されるようになり、スピーチや発表をさせたりということも増えているようです。

でも、どうしても人前で話すのは苦手とという人は多いようですね。

そして、「話し方」講座へ行ったり、「話し方」の本を買って読んだり・・・

しかしながら、人とコミュニケーションをするという視点で考えた時に、「話し方」だけが上手くてもコミュニケーションが上手くいくとは限らないのです。

もちろん、しっかり伝わるように話すほうがいいです。でも「聴くほうにも」受け取る責任はあります。

「聴く」ことは、自分のスピードではできません。「あっ」と思っている間に音がどこかへ行ってしまいます。

ゆっくり話す人、ゆっくり読む人、ゆっくり書く人もいるんですから、おそらくゆっくり聴く人もいるでしょう。

でも、話しているほうは、聴いている人の頭の中が見えるわけでもないので、よく言われる「ゆっくり、しっかり」というような感じで話すかもしれません。

社員に仕事を頼んでも、していなかった。家族に頼んだのにやってなかった・・・と言っているのは、相手がやりたくない、できない以前にあなたの言葉がキャッチできなかっただけかもしれません。

聴いている内容をしっかり理解できているのか、というテストも国語の授業の中ではほとんど行われてきていません。

読解力、文章力、スピーチ力に差があるように、聴解力にも個人差が大きいことは間違いないでしょう。

あなた自身、また身近にいる人の聴解力について考えるきっかけになればと『聴くトレ』コンテンツを作りました。

ぜひ試してみてください。